放課後等デイサービス(児童デイサービス)Luce

心得

発達障害児と生きる母への重圧 「4歳長男殺害容疑逮捕」

ご覧頂き有難う御座います。

本日は少々重たい内容です。

私は仕事柄、お子さん達を見させていただいています。

2011年02月21日(月) の読売新聞の夕刊に大きく載っている事件・・

母親が4歳の発達障害児を殺害したと言う記事です。

記事を読み何とも言えない気持ちになりました。
なぜなら、家に来るお母さん達も同じ。。
一生懸命お子さんに向き合い何とかお子さんの将来を明るい物にしようと頑張っているお母さん達。

でもまだまだ日本では発達障害の認知すら進んでおらず、周囲の理解は得られません。

うちに来られるお母さん方だけかも知れませんがね・・

お話を伺っていると・・多くのお母さん達は同じ事をおっしゃいます。
お母さん方が大変だと思っている多くの事は・・発達障害のお子さんを育てる事では無いのです。

殆どの相談内容は、周囲の理解の無さ。

発達障害は先天性の脳の機能障害です。

子供の障害は親のせいではない。
誰も悪く無い・・
親達が病院や、児相などで非常によく言われる言葉です。

でも現実は・・

「頭を下げるのに疲れました・・障害が私のせいでないなら・・何故私は世間に頭を下げ続けなければならないのですか?」

「周囲に負い目を感じながら・・そんな子育てをどうやって楽しめと言うの?」

「息抜きしながらって、その間誰が子供を見てくれるの?手帳が無ければケアなんて受けられない」

「希望が無いなら死んだ方がマシです」

これは現実の声です。

彼らの問題は小さいうちだけではなく、
問題は成長すれば成長と共に大きくなっていきます。

自立が難しく・・しかし、支援は全くありません。

お母さん達は・・・・・

周囲の理解が無ければ・・・たった一人で・・すべてを背負い、責任を取らなければならなくなります。

彼らは・・まだまだ周囲の理解を得られません。

このお母さんが・・
「何も知らないうちに・・」と手をかける気持ちは
現実社会を物語っています。

それほど・・・・・彼らへの周囲の理解は遅れているのです。

この問題はこのお母さんを「容疑者」とするだけで良いのでしょうか?

このお母さんを追い詰めたのは・・紛れも無く社会だと思います。

・・好きで我が子に手をかけたのでは決して無い。
           置いていけない社会に対して・・我が子に対しての責任を・・

  ・・自ら取ろうと思いつめた結果・・・一人で辛くて、辛くて心が折れてしまったんでしょう。。

よく専門家の言う台詞ですが・・
「受け入れて・・」

自分の子供が辛い思いをする事を受け入れる事なんて誰が出来るのでしょう?

受け入れて・・は社会に対する言葉だと私は考えます。
社会が受け入れてくれれば・・

障害=不幸の図式は変わります。
そして母親が可愛い我が子に手をかける・・悲しい事件は無くなります。

  

お母さん達は一生懸命我が子を守ろうとしています。
    どうか・・追い詰めないで下さい。

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