Hugkum
コラムを書かせていただいている小学館のwebサイトHugkum でこちらの映画の感想を書かせていただきました。
是非コラムご覧ください^^
実はこの東田直樹さんの「自閉症の僕がとびはねる理由」が2013年に出版された時、
母親がやらせてる、本人の意見のはずがない等と反対の意見があり業界でもちょっとした話題になったのです。
そして、この記事を書いた私のツイッターにも批判の声が届きました。
勿論、ツイッターですからどこの誰とも自分の素性を明かさない人です。
自分の意見なら自分で呟けばよいのです。
そもそも自分の素性を明かさず批判する人です。
同じ土俵に上がる気が無いと判断し、無視させていただきました。
その内容は文字盤(FC)を使ったコミュニケーションに対しての物でした。
私はHugkum の中ですべての自閉症の方にFCを薦めてもいません。
しかし、東田さんのようなコミュニケーションをとる方が
世界のどこかにいてもおかしくはないと考えています。
自閉症の方は100人いれば100通りの特性を持っています。
コミュニケーションの取り方もそれぞれです。
自閉症の方には視覚支援が良い、絵カードで要求を伝えられる子等もいますが
全ての自閉症の子に有効なわけではありません
全ての自閉症の子が
サヴァンのような特性を持っているわけでもありません
しかし、私たちが想っているコミュニケーションの取り方が全てではないと考えています。
この映画を紹介したのは
自分が知らないコミュニケーションの取り方の人がいても不思議はない
私たちが「コミュニケーションはこうやってとるもの」という固定概念を一度考えてみて欲しいと思ったからです。
なのでこの映画では様々な自閉症の子の姿が映されています。
もしかしたらここに登場する子達の中には撮影される事が本意ではなかった子もいるかもしれませんが・・
私が言いたかったのは
表面的に見える物だけで自閉症を解ったと思うのは違うのではないかという事です。